新規事業系のご相談をいただいた時に、
まず最初に伺うのが、
「どんな人のための事業ですか?」
「どんなふうに喜んでもらいたいですか?」
ということです。
そのサービスがいいのか悪いのかは、
絶対的な答えなんてなくて、
ただただお客様が喜ぶかどうかが
一番最初の問題だからです。
・お客様が喜ぶ
・利益が残る
・供給を増やす余地がある
⇒攻める
というシンプルな話なので、
上から順に確認していきます。
供給を増やす前に、
増やしても利益が残るかは大切だし、
利益が残る前に、
お客様が喜ぶかは大切。
お客様が喜ばないのに利益が残るビジネスは
目先の利益が将来の負債になると思っています。
なので、まずはお客様が喜ぶかが
大切なんだけれども、
この答えはお客様の中にしかないので、
「このビジネスはお客様に
喜ばれると思いますか?」
と聞かれても、
「それはお客様に聞いてください」
ということにしかなりません。
だから、新規事業の一番最初は、
コンサルと話すよりも
お客様と話した方がいいと思います。
もちろん、あなたが喜ばせたいお客様に
精通しているコンサルタントに
話を聞くのはアリだと思います。
たとえば食品の新商品を開発するなら、
今の時代はお客様は「子供」とか「大人」とか
簡単な切り分けはできないですから、
「健康志向の中高年」だとしたら、
「食品の商品開発コンサル」みたいな
ざっくりした人に相談するよりも、
ちゃんと健康志向の中高年の生態に
詳しい人に相談するとかね。
でも基本は、
お客様に聞けばいいと思います。
商品の販売が軌道に乗ってきたら、
マーケティングのコンサルとか、
生産管理のコンサルに相談するのも
良いのではないかと思います。
事業のフェーズによって課題は違うので、
課題に合わせて相談者を選ぶというのが
大切なんじゃないかと思います。
ちなみに僕は課題整理が得意なので、
課題がある限りお手伝いできます(笑)