名古屋NGOセンターが発行する会報「さんぐりあ」132号(2025年11月号)の特集「非営利活動に、生成AIという新しい道具箱」において、代表の中島が講師を務めた生成AI活用セミナーの内容が詳しく紹介されました。
セミナー開催の経緯
2025年5月から7月にかけて、名古屋NGOセンターの協力のもと、非営利組織向けに「生成AI活用セミナー」をオンラインで開催しました。ChatGPTやMicrosoft Copilotなど生成AIが注目を集める中、効果的な使い方に悩む非営利活動団体の方々が多いことから、本セミナーが企画されました。
セミナーの特徴と内容
セミナーでは、生成AIの特徴や効果について基礎から解説するとともに、非営利活動分野における具体的な活用事例を紹介しました。主な活用例として、以下の4つの内容を取り上げました。
- 計画立案 - PTA総会の資料作成や次年度活動計画の立案
- 助成金申請 - 助成金情報のリサーチや申請内容の生成AI活用による効率化
- 企画・告知(チラシ作成など) - Canvaなどのデザインツールと組み合わせた情報発信
- SNSなどの情報発信 - プレスリリースやブログ原稿、HP用画像作成など
今後の展望
座談会の中で、中島は「生成AIは効率化だけでなく、やりがいを損なわない使い方が大事なのです。」と述べ、AIを人間の能の助きや振る舞いを再現しようと設計されているパートナーやアシスタントとして位置づけ、自分自身の責任で内容を確認し、自分の仕事、自分の作品、自分の思いとして世に出すことを忘れないようにすることの重要性を強調しています。
今後も、中小企業や非営利組織の皆様が実際に使える形での生成AI活用支援に取り組んでまいります。
掲載情報
- 媒体名:さんぐりあ 132号(2025年11月号)
- 発行:特定非営利活動法人 名古屋NGOセンター
- 特集:「非営利活動に、生成AIという新しい道具箱」
会報の詳細は名古屋NGOセンターのウェブサイトでご覧いただけます。
