有限会社Digicomさまに『生成AI社内勉強会支援』をご提供しました

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概要

導入企業さま:有限会社Digicomさま
実施時期:2025年7月
研修内容:生成AI社内勉強会支援『AI Infusion』
受講者数:約15名
実施形式:対面

背景

Digicomさまには同年3月に生成AI導入着火研修『AI Ignition』を実施させていただき、その場で生成AIツール『Claude』の導入が決まるなど、好評をいただきました。そこから約3ヶ月が経過し、自社内での活用浸透にやや停滞が見られたとのことで、再度の講師のご依頼をいただきました。

研修概要

生成AI活用がかなり進んでいる人もいれば、まだまだ日常的には使っていない人もいるとのことでした。そこで事前に全員に困りごとなどをヒアリングしていただき、当日はそれらの困りごとに一つずつお答えしていく形をとりました。困りごとのレベルはそれぞれですが、一人ひとりにとって重要な課題は違います。それらを順番に解消していくことで、自分以外の人がどんなことに悩んでいるかを知ることができますので、組織としての風通しも良くなると考えます。

成果と反響

今回の勉強会ではClaudeを活用している社員様の多くから「プロジェクト・ナレッジ」機能についての質問が寄せられました。Claudeでは、同一のスレッドでのやりとりが長くなると、強制的に新しいスレッドが作られますが、その前のスレッドの内容を引き継いで継続的にやり取りがしたいとの要望があり、ご自身で調べられて「プロジェクト・ナレッジを使えば課題が解決しそうだが、どうなのか?」というご質問でした。講師もこの機能は頻繁に使っていることから、機能の概要説明や活用の際の注意点をお伝えしたところ、みなさんすぐにご理解されて、「すぐに使ってみます」と前向きな反応でした。

また、予定外にお話をしたスライド生成AI「gamma」が営業関連の業務をかなり削減できそうだということで、こちらも早速の導入を検討されるとのことでした。

担当者コメント

Digicomさまは総じて現場が新しいツールの採用に積極的で、現場主導での生成AI導入がスピーディーに進む傾向にありました。これまでは主に開発メンバーが生成AIを使っていた印象ですが、今後は会社として営業・マーケティングに注力するにあたり、そうした領域でも生成AIを活用していくご意向とのこと。企業の方針と生成AIの導入がうまくリンクしている好例かと思います。

Meet the author

中島正博

1984年生まれ。名古屋大学文学部西洋哲学専攻。株式会社ジェイアール東海髙島屋に入社し、婦人服売り場、ブランドジュエリー売り場、広告、外商、経理などを経験し、2020年に退職。 マーケティング、コピーライティングのディレクションや企業の組織構築、マネジメント、人材採用・人材育成など、中小企業を総合的に支援するほか、経営者の個人コンサルティングなども行う。 生成AIの実践的活用の専門家。名古屋商工会議所にて生成AI活用相談員を担当。

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