【モノからコトへ】町の銭湯はマーケティングをアップデートしている

みなさんは銭湯に行きますか?僕はスーパー銭湯は大好きですが、昔ながらの町の銭湯はもうほとんど見かけなくなってしまいましたね。しかし、ここにきて改めて銭湯に注目が集まっています。町の銭湯のマーケティング戦略を読み解きます。

【参考記事】大阪の銭湯が居酒屋やゲストハウス 店主らが若者に魅力アピール

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF199SN0Z11C21A1000000/

【記事要約】

・大阪市で銭湯を経営する40代の店主たちが新たな事業に取り組んでいる。居酒屋を開業し湯上がりの一杯を割引したり、銭湯の近くで運営するゲストハウスの一部をテレワーク用に改装したりして、利用者の増加につなげる狙いだ。銭湯になじみのない若者らに魅力を訴える。

・朝日温泉の店主、田丸正高さんは10月、銭湯の向かいの建物で飲食店「朝日食堂」を始めた。夜は地元の和食店の協力のもとで居酒屋として営業。銭湯の利用者には最初のドリンクを100円引きで提供する。

・田丸さんは「風呂上がりの一杯を楽しんで」と話す。昼間はハンバーガー店に店舗を貸し、「ババンババンバーガー」と称したバーガーを風呂おけに入れて提供する。

・昭和湯を経営する森川晃夫さんは2016年から「ゲストハウス木雲(もくもく)」を運営する。近くの長屋を改装した宿で、宿泊者は銭湯を無料で利用できる。

・10月からゲストハウスの一部をテレワーク用に変更し、3時間1000円で宿泊客以外も使えるようにした。テレワークの利用者は有料だが、森川さんは「仕事の合間に銭湯を利用してもらえたら」と期待している。

【ポイント解説】銭湯は何をする場所か?

・銭湯はもともと、各家庭に風呂がない時代の公衆浴場が原点。その後、各家庭に風呂が普及したことで衰退するが、テーマパーク性を備えたスーパー銭湯の登場で存在感を取り戻した。

・一方、町の銭湯はスーパー銭湯のようなエンタメ要素を持たせることは難しく減少の一途だったが、若年層にレトロブームが起きていることもあり、最近話題に登る数が増えてきた感がある。

・今回紹介されている2つの銭湯の取組はどちらも、入浴体験を売るのではなく、銭湯を核としたその前後の時間の過ごし方を売っている。

・前者は風呂上がりのリラックスタイムを売っている。後者はワーケーショントレンドを踏まえ、仕事の合間にひとっ風呂浴びてリラックスする働き方を売っている。ユーザーの「こんな時間を過ごしたい」という気持ちに応えている。

【マーケティング力を高めるヒント】

・あなたの商品やサービスが叶えられることをは何ですか?単なる機能や効果や利便性ではなく、その結果生まれる感覚や感情にフォーカスして考えてください(リラックス、わくわく、スッキリ、癒しなど)

・その感覚や感情を、今以上に味わってもらうには、商品やサービスの利用の前後に、どのような体験や環境があるといいでしょうか?

【関連リンク】

・朝日温泉 http://asahi-onsen.com

・昭和湯 http://morikawashoji.co.jp

・ゲストハウス木雲 https://mokumoku-mogumogu.com

【ご案内】

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