(2021/07/19 日経MJより)「ビジネスパーソンならちゃんとゲームで遊べよ!」と言われる時代が来るかも?

今日はやたらゲームに関するニュースが多かったですが、それだけゲームに対する視線が注がれているということでしょうか。僕自身は全然ゲーマーじゃないんですが、そろそろゲームもちょっとはやらないとダメかなぁ・・・。

eスポーツ施設が定額プラン:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73952680W1A710C2H53A00/

7月から打ち出した定額プランは割安な価格設定にしており、「プログラミング教室に行く代わりに通ってもらいたい」(レディーの事業責任者の但木一真氏)。子どもたちが興味のあるゲームを使うことで学習意欲を高められるとみる。「受動的に知識を習得することと、自発的に学ぶことでは大きな違いがある」と佐藤館長は話す。

 英語の講座では米国発のオンラインゲーム「フォートナイト」を題材に使う。海外のプレーヤーとの英語のコミュニケーションを講師が指導し、終了後は単語や会話を復習する。レゴブロックのロボットを動かすプログラミング教室もある。プログラミングキットの中から好きなブロックを使ってロボットを組み立て、音や動作を設定する。

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確かに海外オンラインゲームを使えば、ネイティブな英語を学べるか。言語能力を「読む・書く・聞く・話す」とわけているが、カジュアルなチャットコミュニケーションは学校の勉強では学べない。英会話教室に行かせるならゲームをやらせろというのが、あながち間違いじゃない時代が来るかも・・・。

近大、新設学部にeスポ施設:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73962570W1A710C2H52A00/

学部長代理に就任予定の井口信和教授は「ゲームそのものを作ることが目的ではない」としたうえで、「人を熱中させ飽きさせないゲームの特徴を研究し、小学校のオンライン授業や社会のプラットフォーム開発に生かしたい」と話す。ゲームイベントで訪れた外部の人に、研究中のソフトを試してもらうことも可能とみている。

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これからのプラットフォーム開発にゲーミフィケーションのノウハウは欠かせない、と。確かに一理ある。ユーザーのエンゲージメントを高める上では、とても便利なテクニックだ。一方、楽しくなければ何もやりたくないという人間が増えることへの、一抹の不安は否めない。

任天堂 「ダメゲー」歓迎:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73969880W1A710C2H11A00/

「これまでの任天堂なら、出せなかったゲームだ」。01年発売のゲームボーイアドバンス時代から任天堂と関わってきた後藤氏は感慨深げに話す。「任天堂のハードは(スーパーマリオなど)自社開発のゲームを是とするソフト展開で、優等生的なゲームばかりだった」からだ。

ただ17年に発売したスイッチから、状況は変わってきているという。「ハチャメチャなゲームも含めてごった煮状態で、多様性にあふれている」(後藤氏)。エース経済研究所の安田秀樹シニアアナリストも「本格派からマニア向けまでのソフトがそろう歴史的に珍しいハードになっている」と分析する。

「優等生」的な任天堂からの脱皮で象徴的なのは、野田ゲーの「バグ募集」だ。

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確かに任天堂のゲームは「王道」のイメージが強いが、スイッチはその枠を壊しているのか。インディーゲームという表現があるが、つまりCGC(コンシューマー・ジェネレイテッド・コンテンツ)の発想をゲームに採用したといえる。ユーザーと一緒に作るのが今のトレンド。思い切ってユーザーを信じることで、ユーザーが本当に喜ぶものができる。

(顧客をキャッチ)「選ばれる商売」にシフト:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73963180W1A710C2HF0A00/

愛知県豊川市の「ラーメン宝塔 豊川店」は、コロナ禍になってから夕方6時のオープンを、朝5時に切り替えて朝と昼だけの営業にした。近隣の工場で働く夜勤明けの来店客が急増し、売り上げがコロナ禍前とほとんど変わらなくなった。今は朝と夜の2交代制にして、さらに売り上げを伸ばしている。

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常識はずれの変化の前に、常識にとらわれない発想や対応ができるか。柔軟性が試された1年でしたし、引き続きそんな時代が続きます。

ニンニク 外でガッツリ :日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73963000W1A710C2HF0A00/

食べたいけれど、においが気になる――。こうしたニンニクの立ち位置が変わろうとしている。海外や激辛料理との組み合わせが人気を呼び、ニンニクを思い切り使用したメニューを投入する店舗が増えた。新型コロナウイルスによりマスク着用が習慣化してにおいの問題が解消したのが一因だ。自粛生活でたまったストレスもニンニクのパンチで解消したい人が多いようだ。

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多分だけど、タバコの売り上げも増えてるんじゃないかな。オフィスだと吸う場所がなかったのが、在宅ワークなら気を使うこともないし。誰にも気を使わない「フリーダム消費」はこれからも緩やかに拡大しそう。

(フランス発) 植物のテーマパーク、神秘満喫:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73958430W1A710C2H96A00/

コロナ禍で植物への関心が高まる中、風光明媚なロワール渓谷の街、アンジェにある植物のテーマパーク「テラ・ボタニカ」が存在感を高めている。

 この地域は植物の移植に適した土壌と気候に恵まれて、6世紀に渡る園芸産業の伝統と歴史がある。それをたたえて、アンジェ市と管轄県が2009年に開設した欧州最大の植物のレジャーパークだ。

 世界の植物(5千種類、約50万本)が生育する敷地内は、5種類の植物園、ミニクルーズ用河川、ロードトレインが整備されている。その他に、欧州最大の気球に乗って空中散歩ができるなど、さまざまなアトラクションがあり、終日楽しめる。

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単なる植物園ではなく、気球やクルーズといったコンテンツと組み合わせることで滞在時間を伸ばしている。観光資源としてもプラスになりそう。今までのアトラクション型テーマパークだけでなく多様なテーマパークのあり方を考えられそう。

店も決済もイベントに:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73954830W1A710C2H24A00/

 「売り上げは結構危険な指標だ。売り上げがいいブランドや商品を入れようとすると、百貨店もショッピングセンターもファッションビルも駅ビルもだんだん同じような品ぞろえ、同じようなテナント構成になってしまう」

「例えば、メルカリが丸井に出店している。オンラインビジネスなので、基本的に店舗では売り上げが立たない。ではなぜ出店しているかというと、知らない人や使ったことがない人も多くいるからだ。出品するときどう写真を撮ればいいか、値付けはいくらが適切かとアドバイスをスタッフがする。オンラインサービスとオフラインの接点になり、新しいビジネスになっている」

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売り上げを指標としないというのは、勇気がいるが、これからの時代の小売の重要な考え方だと思う。どのみち、人口減少などで売り上げは逓減傾向になるだろう。その中で、何をKPIとするか。提供価値の質的なKPIを持っておかないと、売り上げに振り回され、時代に合わせたサービスが提供できなくなる可能性がある。

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