【消費者ではなく当事者をつくる】地域コミュニティーの核になるマーケティング

サブカルの街下北沢に、新しい映画館がオープンしました。小さな小さな映画館ですが、地域のコミュニティの核になろうとしているようです。さまざまなサービスがオンライン化する一方で、ローカルなビジネスは今後どんな役割を担っていくべきなのか。ローカルビジネスの新戦略について考えます。

【引用記事】

 シモキタにミニシアター 変わる街と不変の魅力

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO79813270T00C22A2H40A00/

【記事要約】

・「シモキタの街が再び面白くなってきたのかも」。昨年、『街の上で』という映画を見たときから何となくそんな実感があった。この気分をさらに盛り上げてくれそうなミニシアターが今年1月20日にオープンした。下北沢駅南西口直結の「シモキタ―エキマエ―シネマ『K2』」である。運営主体のインクラインが掲げるのは「MCU」、マイクロ・コンプレックス、コモンズ、ユニバーサルという3つのビジョンである。

・「マイクロ・コンプレックス」で目指すのは「下北沢という街に根付き、街の人に愛されるミニシアター」だ。本や演劇など様々なジャンルとのクロスカルチャーを測りつつも、決してスノッブで近づき難い雰囲気にはしない。いつも何かしら面白い映画をやっていて気軽に立ち寄れる、そんな場が身近にあれば楽しいだろう。また、「コモンズ」で目指すのは「生産から消費までのプロセスに一貫して関われること」だ。ネットで何でも買える今の時代、あえて外に出て買い物をするのは、家を出てから帰るまでの「買い物」体験自体に魅力を感じる時だけだ。映画も同じで、完成された作品を見ることだけが目的ではなくなっている。このためK2では、映画を創る過程にフォーカスした雑誌の創刊や、ファンコミュニティーの立ち上げを企画している。

・今や日常生活を徒歩圏内で済ませたいと思う人が増え、リアルな商圏はどんどん小さくなっている。身近な地域で回っていくビジネスが求められていることも、追い風になりそうだ。

【ポイント解説】当事者=一緒に創っていく

・今回のシモキタK2は、設立資金としてクラウドファンディングで750万円を調達している。設立時点から地域を巻き込み、できてからもオンラインコミュニティーの会員を募集したり、上映作品を深掘りする雑誌を発行するなど、単なる「作品上映」ではなく、地域住民と一緒に運営するスタンスをとっている。

・ポリシーの一つである「コモンズ」は共有財産、つまり図書館や公民館のように、地域の人が共有して使える施設のことを指している。ビジネスだからといて、提供者と消費者という線引きをするのではなく、共同運営的なニュアンスを持たせている。

・クラファンサイトの文章の中で目に止まったのが「消費者ではなく当事者を生み出す場所となる」という文言。これこそ、コミュニティーを活用したビジネスの心構えとなる気がする。

【関連リンク】

・シモキタK2 https://k2-cinema.com

・運営会社インクライン https://incline.life

・クラウドファンディング https://motion-gallery.net/projects/k2-cinema

【自社のマーケティングに活かすには?】

・実店舗型のビジネスにおいては、自社の事業が地域を活性化するために何ができるのかを考えてみましょう。「映画好きを増やすことで、映画好きが集まる街になり、街の文化レベルが上がる」とか、そんなイメージでもいいでしょう。

・次に、それを自分達の力だけで実現するのではなく、お客さまの力も借りながら実現するイメージを膨らませましょう。そのためにコミュニティを作るのも良いでしょう。コミュニティは有料でも無料でもいいし、オンラインでもオフラインでも構いません。コミュニティのみんなで楽しみながらビジネスを行ううちに、メンバーが増えてくると、できることがだんだん大きくなります。

・「コミュニティづくりってどうすればいいの?」と気になり始めた方は、ぜひご相談ください。

【ご案内】

・まーけてぃんぐ勉強会@オンライン https://snowflake-consulting-1.hubspotpagebuilder.com/ja-jp/marketing-study-session

・中島とのランチミーティング https://timerex.net/s/masahiro1.nakashima/94b4f079

・中島への無料相談(一粒万倍日のみ受付) https://timerex.net/s/masahiro1.nakashima/d1f5a9ee

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