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協同組合名古屋専門店協会さま 生成AIセミナーに登壇しました

作成者: 中島正博|2026/02/01

2026年5月27日、協同組合名古屋専門店協会さまの通常総会後のセミナー枠にて、代表・中島正博が「生成AIは社会とビジネスをどう変えるのか?」をテーマに約1時間の講演を行いました。経営者・事業者の方々を中心に多数ご参加いただき、「生成AIとは何か」という基礎から、社会への影響・最新機能のライブデモまで、初めて生成AIに触れる方にも理解しやすい構成でお届けしました。

生成AIは「前例のないスピード」で社会を変えている

セミナーはクイズ形式でスタートし、数字で生成AIの現在地を実感していただくところから入りました。

ChatGPTが1億ユーザーを突破するまでの日数は約60日。Instagramが同じ目標に2.5年、TikTokが9ヶ月かかったことと比べると、そのスピードは桁違いです。会場からも「そんなに早いの?」という驚きの声が上がりました。

ChatGPTを運営するOpenAIの年間売上高は約250億ドル(約3.7兆円)で、富士フイルムHDや三菱ケミカルグループに匹敵する規模。設立から10年足らずでありながら、市場評価額はトヨタ自動車の2倍以上にあたる125兆円に達しています。さらに2025年の世界全体のAI関連設備投資額は約3,880億ドルと、世界の送電網投資や通信事業者の設備投資と並ぶ水準まで拡大しています。

生成AIは今や、電気・水・通信と並ぶ社会の新たなインフラになりつつあります。

生成AIとは何か?——「毎回答えが違うのは人間と同じ」

従来のAIは「決められたルールに基づいて回答を出す」もの。対して生成AIは、文脈に応じて柔軟に回答できる点が大きな違いです。毎回答えが変わることを不安に感じる方もいますが、これは人間が同じ質問でも状況によって異なる答えを返すのと同じ原理です。

仕組みとしては、確率論に基づいて最も「それらしい」回答を生成するもの。だからこそ、「プロンプト(指示文)をどう書くか」が出力の質を左右します。 「どう聞くか」を工夫することが、AI活用の第一歩です。

AIが社会を変える——衝撃の最新事例3選

① AIエージェント:パソコンを自律操作する AIがブラウザの外に出て、マウス操作・クリック・文字入力を人間のように自律的に行う技術が登場しています。「AIに仕事をお願いして、あとは任せておく」という働き方が現実になりつつあります。

② AIエージェント同士が連絡を取り合う AIエージェント専用のプラットフォームが登場し、エージェント同士が情報を共有しながら協調して仕事を進める時代が始まっています。「上司のAIが部下のAIに指示を出す」という世界観は、もはやSFではありません。

③ AIが人間に仕事を依頼する これまでは人間がAIに依頼するのが当たり前でしたが、AIエージェントが物理的な作業を人間に依頼するサービスも登場しています。さらに「フィジカルAI」——AI という頭脳がロボットという身体を得て、工場や倉庫の現場で実際に作業する時代も間近です。

生成AIの3つのステージ——自社はどこにいる?

生成AIの活用レベルを「チャット型」「コパイロット型(作業支援型)」「エージェント型」の3段階で整理しました。

エージェント型になると、製造業では「発注メールの読み取り→在庫確認→納期返信」を自動完結、小売業では「入荷・売上データから補充商品を自動リストアップして発注」、サービス業では「問い合わせ分類→返信下書きの自動作成」——人の手を介さずに業務が動き出します。「最初は信じられなかったが、これは本当に使えそう」というお声を多数いただいています。

ライブデモ——「AIはここまでできる」を体感

最後のパートでは4つのライブデモを実施し、参加者にスマートフォンで試しながらご覧いただきました。

① 画像生成:「鰹節の作り方を解説するマンガ調イラストを作って」とテキストで指示するだけで、ステップごとに整理された解説イラストが数十秒で完成。

② LP(ランディングページ)作成:商品説明をテキストで与えるだけでWebページのHTMLコードが自動生成。コーディング知識ゼロでも対応できます。

③ ゲーム作成:「こんなゲームを作りたい」という希望をテキストで伝えるだけで、ブラウザで動くゲームのコードが生成。プログラミング経験がなくてもアプリ開発ができます。

④ BGM作成:「日本料亭向けの歌詞なしBGMを作って」と指示すると、和の雰囲気を持つ楽曲が数分で完成。音楽の知識がなくてもシーンに合った楽曲をその場で生成できます。

どのデモも「自分でもできるかもしれない」というリアルな手応えを感じていただける場面となりました。

おわりに

生成AIは「知っている」から「使いこなす」へ、今まさに転換点を迎えています。まずは日常業務のひとつをAIに任せてみることが最初の一歩です。このような機会をいただいた協同組合名古屋専門店協会の皆さまに、心より感謝申し上げます。