(2021/07/25 日経新聞より)デマに騙されないための教育コンテンツがブームの予感

デマ情報の精度は年々上がる一方。それにより民主主義社会の基盤が揺らぐ始末ですから、そろそろ情報リテラシーは教育でしっかり教える必要があります。義務教育に導入されないとしても、我が子に教えたい親は多いはず。情報リテラシーの教育コンテンツは今後ニーズが高まります。

オピニオンの科学(3)扇動や熱狂に踊らない:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO74096330R20C21A7MY1000/

情報の受け手側が勘違いしてしまう例を挙げるのが、認知科学に詳しい青山学院大学の鈴木宏昭教授だ。人間には「利用可能性ヒューリスティック」という「癖」があるという。

 まれな出来事でもメディアなどで繰り返し伝わると記憶に残りやすい。そこに利用可能性ヒューリスティックが働く。「思い出しやすい出来事」が「よく起きている出来事」と思えてくる。実際の出来事の回数とかけ離れると、価値観にも影響を及ぼす。フェイクニュースや誤解が入り込む隙が生まれる。

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今後も様々なフェイクや情報拡散、デマゴーグが発生すると思われる。それらに騙されないための情報リテラシーに対するニーズは、とくに教育現場などで高まると予想します。学生向けの情報リテラシーセミナーなんかはこれから引き合いが増えるんじゃないでしょうか。

先進国、賃金上昇抑制も 越境リモート労働拡大:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO74155470U1A720C2EA4000/

 「企業にとっては一部の国内労働者と労働コストの安い海外労働者を入れ替える選択が容易になった。テレマイグランツ(遠隔移民)は今後も増えるだろう。(オンライン業務の発注者と受注者を結ぶ)仲介プラットフォーム企業の株価の上昇もそれを裏付けている」

 「デジタル技術はサービス業のバリューチェーンを断片化する。サービス業でも製造業のようなフラグメンテーション(国際工程間分業)とオフショアリング(海外への業務委託)が進むだろう」

 「まずグローバルな人材を管理するために英語を話せる人材が必要だ。将来は機械翻訳が普及するかもしれないが、今のところ英語のスキルの重要性は高まっている」

 「人工知能(AI)にできないスキルも身につけなければいけない。イノベーションを起こしたり、人々にやる気を出させたり、倫理的な行動を示すといった仕事だ。オフショアリングや自動化への移行が容易なスキルより、人間的なソフト面のスキルが将来の仕事には求められる」

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サービス業のフラグメンテーションとオフショアリングはキーワードだと思います。すでにソフトウェア開発などではそうした取り組みがかなり進んでいる。デザインや映像制作などクリエイティブ系でもそうしたトレンドは起きる可能性が高い。

【春秋】ここ一番の勝負の場で、絶対王者といわれるアスリートが敗れ去る。そんなとき人は「魔物が潜んでいた」などと評する。プレッシャ…:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO74160050V20C21A7MM8000/

コロナ下での生活を送ってきて思うのは、この魔物は人間の猜疑心(さいぎしん)や罵り合いが大好物なのではないか、ということだ。魔物にそそのかされるように私たちは、分断の道を歩んだ気もする。

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コロナは物理的にも精神的にも分断を加速しました。この分断を再生・再構築することで生まれるビジネスもある一方、分断の隙をついて、分断を加速する悪意もありますね。21世紀のビジネスのキーワードは「倫理」。ビジネスを単なる「営利活動」と捉えるのではなく、社会をよりよくする活動であると考え、動機の確かなビジネスが今後栄えると思います。

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